育毛剤の使い方の注意点と副作用
育毛剤によっては頭皮細胞に直接働きかける成分を含んだものもあります。体調や自分の頭皮の性質に応じて、容量・用法を守って使わないと、思わぬ頭皮トラブルにもつながりかねません。
特に医薬品の育毛剤の場合、その効果の高さゆえに副作用が起きる可能性もゼロではありませんので、思わぬ事態を招いて女性にモテなくならによう、育毛剤の使い方の注意点や副作用をしっかり理解しておきましょう。
最初は少量から使い始める。
女性に嫌われないよう早くハゲを治したいがために、育毛剤を1回に大量に使いたい気持ちもわからなくもありません。しかし、安全を期すためにも容量を守って、特に最初は少しずつ使い始めるようにしてください。育毛剤メーカーはもちろん開発時に何度も実験を行い、リスクのない配合成分、容量・用法を導き出し、商品を販売しています。しかし、頭皮の性質は人それぞれ違いますので、全ての人にとって100%安全というわけではありません。炎症や痒みなどの不要なトラブルを起さないためにも、まずは少量から使い始めて、問題がなければ徐々に使用量を増やしていったほうがいいでしょう。
副作用の可能性がある成分
医薬品の育毛剤は、期待できる育毛効果も高い分、副作用のリスクも少なからず生じてきます。体の健康状態を守るためにも、副作用が起きる可能性がある成分についても知っておきましょう。
ミノキシジル
ミノキシジルは以前には血圧降下剤としても使用されており、血管拡張作用をもっています。そのため服用すると、血圧低下、動機・心拍数増加、息切れ、といった、血圧に関連する副作用が出る可能性があります。また、頭皮に痒みが現れる場合もあります。
過去のデータでいうと、ミノキシジルが5%程度含まれている育毛剤では、副作用があった場合でも、頭皮に痒みがでる程度です。しかし、配合率が10%以上になると、血圧に関わる副作用の可能性が出てきます。心臓の調子が悪い方、低血圧の方は、服用前に医師に相談をするようにしましょう。
フィナステリド
フィナステリドは男性ホルモンに影響する副作用が起きる可能性があるといわれます。例えば勃起不全や精子減少などがその症状です。ただし、影響の可能性は非常に低く、フィナステリドを1mg摂取した場合の発症率は5%程度ですので、そこまで気にする必要はないでしょう。
しかし、万全を期すという意味では、やはり服用前に医師に相談してみることをおすすめします。
医師・薬剤師さんに相談するのが一番!
育毛剤を使用することを人に話すのは恥かしいかもしれませんが、育毛剤の使用を始める前には、できるだけ医師・薬剤師さんに相談してみる方がよいでしょう。最近ではネットの口コミを見て、育毛剤の良し悪しを判断される方も多いようです。しかし、頭皮・髪の毛の性質は人によって違うため、マイナス評価がなかったからといって100%安全とは限りません。
医師・薬剤師さんは、あなたの頭皮や髪質を踏まえたうえで、注意点や副作用の可能性を教えてくれます。ハゲを治し、女性に嫌われないようにするためにも、少しくらいの手間は挟んだほうが、より安全に髪を生やすことができるでしょう。
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