格好つけてカラーリングするとハゲる！

オシャレをして女性への印象を良くしようと髪を染めている方、あるいはこれから染めようと考えている方。是非このページを一度読んでみてください。
内容を一言でいうと、

「ヘアカラーはハゲる原因になる！」

というものです。

ヘアカラーをするとハゲも目立たなくなるのですが、やはり頭皮や毛髪に負担がかかります。ヘアカラーそのものがハゲの原因というわけではないですが、仕組みを知らないとハゲる可能性が一気に高まります。ここでしっかりヘアカラーの仕組みと髪に与える影響を学んでおきましょう。

カラー液が頭皮を痛めてハゲる！

ヘアカラーは色素薬剤を毛髪に塗布して、髪の毛の色を変えることです。方法によって、色素薬剤を内部浸透するものと外部に塗布するものがあります。色素薬剤は毛髪にダメージは与えますが、毛幹部は発毛機能とは関連性がありませんので、実はそれ自体が脱毛を招く原因にはなりません。問題なのは、薬剤が頭皮に付着した場合です。
薬剤が頭皮に付着するとダメージを与え炎症を起こす可能性があります。また毛穴に詰まれば脱毛の原因となり、いずれにしてもハゲる可能性が高くなります。色素薬剤を頭皮に全く付着させずにヘアカラーを行うのは非常に難しいです。特に自分でヘアカラーをする場合では、まず不可能といえるでしょう。

また、ハゲとは少し違いますが、ヘアカラーによって毛髪が傷むと切れ毛が起こりやすくなります。髪の毛の本数は変わらないのですが、全体の毛量は減りますので、ハゲているという印象が強くなります。

ヘアカラーリングの種類と仕組み

ヘアカラーにもその方法によっていくつかの種類があります。それぞれの仕組みやメリット・デメリットについて解説していきます。

*ヘアカラー
ヘアカラーは髪を染める方法としては最も一般的です。美容院で髪を染める場合は、ほぼまちがいなくヘアカラーだといえます。
ヘアカラーはカラー液を毛髪に塗布して、キューティクルを開いて毛髪内部に浸透させます。コルテックスまで浸透したカラー液がメラニン色素を分解・定着することによって髪の色を変化させます。キューティクルをこじ開け、コルテックスにまで影響を与えますので、髪の毛へのダメージが非常に大きいです。また、それが頭皮に付着した際のダメージも当然大きいですから、ハゲの原因となる可能性は非常に大きいです。

*ヘアマニュキュア
カラー液を毛髪内部まで浸透させずに、キューティクルを覆うことで髪の色を変える方法です。ヘアカラーよりかは毛髪へのダメージは小さいです。しかし、カラー液が毛髪から剥がれる際に、キューティクルも一緒に剥がれてしまうことがあります。髪のツヤがなくなり、指通りも悪くなるので覚悟しておきましょう。

*ヘアブリーチ
いわゆる“脱色”です。キューティクルをこじ開け薬剤を浸透させ、コルテックス内のメラニン色素を大量に分解して髪の色を変えます。毛髪内部に大きな影響を与えますので、3つの手法の中では最もダメージが大きいです。当然頭皮に付着すればダメージが大きく、頭皮に痛みを感じます。

自己免疫疾患はヘアカラー厳禁！

ヘアカラーは直接的にハゲの原因にはならないと言いましたが、例外的に直接的に影響する場合があります。自己免疫疾患を持っている方は、ヘアカラーをするだけでハゲる可能性があります。
人間の体は免疫機構であるリンパ球によって、ウイルスなどの侵入を防いでいます。自己免疫疾患とは、その防衛機能に異常が生じ、自らの細胞を外敵とみなして攻撃してしまう症状です。自己免疫疾患を患っていると、ヘアカラー液を外敵と判断し攻撃を始め、毛根を傷つけて脱毛してしまう場合があります。

ヘアカラーは美容院でやってもらう。

ヘアカラーは少なからず頭皮に負担がかかりますので、育毛を考えるのであれば行わない方が無難です。しかし一方で、育毛よりは女性ウケする印象を優先する場合もあるでしょう。そんな時は、自分でヘアカラーを行うのではなく、美容師さんにお願いするようにしましょう。
美容師さんなら、ヘアカラーの腕も確かというのもありますし、頭皮の状態を見ながら相談にものってくれます。おまけにファッション面からのアドバイスしてくれると思いますので、モテを求めるのであればぴったりの選択だと思います。

モテようと思ってやったヘアカラーでハゲが進行して、余計モテなくなったなんてなったら、まさに本末転倒です。なるべく髪にいい方法でファッションを楽しみたいですね！

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